【Honda×パナソニック】メーカーのエンジニアが先端技術を駆使して挑む次世代エネルギーマネジメントシステムの開発 ー 機械学習 / AI / デジタルツイン / クラウド / IoT ー

2025/01/24(金)19:00 〜 20:30 開催
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参加枠申込形式参加費 参加者
オンライン枠(定員400名)
先着順 無料 267人
現地参加枠【※終了後懇親会あり・応募受付は1/16(木)正午まで】
抽選制 無料 29人

※ 抽選結果は、2025/01/16 以降にメールおよびイベント詳細ページで通知されます。

イベント内容

概要

機械学習やAI、デジタルツイン、クラウド、 IoTなど
先端技術を駆使したエネルギーマネジメントシステム開発のケースを一挙大公開!

現在、環境問題への取り組みは世界各国で共通認識となっており、特に地球温暖化の原因とされるCO2の排出削減は最も重要なテーマのひとつで、日本は2050年までにカーボンニュートラルを目指すことを国として宣言しました。 これを背景に、企業でもCO2排出削減に向けた取り組みが活発化しており、自動車メーカーのHondaや電機メーカーのパナソニックでは、企業としてCO2の排出削減目標を明確に定め、その達成に向けた様々な取り組みを進めています。

例えばHondaでは、電気自動車の普及を目指すとともに、再生可能エネルギー自家消費の最大化に向けたクルマと家のトータル電力マネジメントや、それをベースにしたエネルギーサービスの新規事業に取り組んでいます。 またパナソニックグループの中で電気設備領域を担うエレクトリックワークス社では、データやAI技術を用いて電力需給を予測しIoTで電気設備を制御することで、家庭内のエネルギー効率を最適化する住宅向けソリューションの提供に取り組んでいます。

これらの取り組みの鍵を握るのは、機械学習やAI、デジタルツイン、クラウド、 IoTなどソフトウェア先端技術を活用したエネルギーマネジメントシステムの開発です。

本イベントでは、Hondaとパナソニックにおける先端技術を活用したエネルギーマネジメントシステム開発のケースをもとに、各社が直面している技術的課題や問題解決のアプローチなどを紹介していきます。

■講演トピックス(一例)
・独自アルゴリズムを用いたエネルギーの需要/供給予測
・デジタルツイン環境でのリアルワールド再現とシミュレーション
・独自データや外部データなど大量データを組み合わせて精度をあげるデータサイエンス
・クラウドやIoTを用いたハードウェアの遠隔制御

■脱炭素化に向けた各社の目標とは?
Honda「2050年にHondaの関わるすべての製品と企業活動を通じて、カーボンニュートラルをめざすこと」
パナソニック「パナソニックグループは2050年に向け、3億トン以上のCO2削減インパクトを目指します」

■エネルギーマネジメントシステム(EMS)とは?
エネルギーの無駄を減らし、コスト削減やCO2排出量の削減を実現するために、エネルギーの使用状況をデータとして「見える化」し、空調や照明・製造機器などを制御してエネルギー使用を最適化するシステム

タイムスケジュール

時間 内容
19:00〜19:05 オープニング
19:05~19:20

Hondaのエネルギーサービス戦略

本田技研工業株式会社 水野 隆英
BEVとバッテリーを活用したエネルギーサービスを提供し、お客様のライフサイクル価値向上とクリーンエネルギー活用拡大する事で、カーボンニュートラル社会に貢献する。その事業化に向けた取り組みを紹介します。
19:20~19:35

Vehicle to Gridの技術紹介とデジタルツイン環境の取り組み

本田技研工業株式会社 白澤 富之
電気自動車として電力インフラの連携や再エネ利用の拡大に必要な技術(Vehicle to Grid等)を紹介します。 また、将来の事業や技術アイテムをデジタルツイン環境やデータ分析で仮説検証することで、チャンスやリスクを予測するHondaの取り組みを紹介します。
19:35~20:05

データで未来を創る:パナソニックの電設資材分野の挑戦

パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社 岡市 敦雄​
本セッションでは、脱炭素社会の実現に向けた電化と電源のクリーン化に関して、需要と供給の両面から電力エネルギーの安定化の必要性を説明します。
需要側では、車両や給湯の電化が新たな電力需要を生み出し、特定の時間帯に電力使用が集中することで電力システムの不安定化が発生します。
供給側では、太陽光発電や風力発電の増加により、変動電源比率の増加と逆潮流が課題となります。
このような社会の変革に対応するため、当社の具体的なソリューションと研究事例を紹介します。

 ソリューション
  ①家庭での太陽光発電の自家消費拡大による系統への逆潮流の減少
  ②企業や集合住宅でのEV充電タイミングの集中回避
 研究事例
  ③住宅用蓄電池を用いた電力系統安定化のためのアグリゲーション技術
  ④リアルタイムプライシングと住宅用設備の最適制御による系統安定化費用の低減効果
20:05~20:25 質疑応答
20:25~20:30 クロージング
20:30~

【現地参加限定】技術交流会&懇親会

※ 当日予告なく時間配分・内容が変更になる可能性がございます。

登壇者

水野 隆英
本田技研工業株式会社
電動事業開発本部 BEV開発センター
エネルギーシステムデザイン開発統括部
エネルギーサービスシステム開発部
部長
2001年に本田技術研究所へ新卒入社し、エンジン制御開発を担当。2006年からは第3期F1レースチーム参画。アメリカ駐在を経たのち、NSX HEVの先行/量産開発、エンジン、ハイブリッド、BEVパワーユニット部門責任者を担い、2022年よりBEVとバッテリーを活用したエネルギーサービス事業開発責任者となり事業化を目指し、現在に至る。
白澤 富之
本田技研工業株式会社
電動事業開発本部 BEV開発センター
エネルギーシステムデザイン開発統括部
エネルギーサービスシステム開発部
エネルギーシステム性能開発課
課長
2003年に本田技術研究所へ新卒入社。学生時代の電気電子工学の知識を活かし、HEV車両のパワエレ開発やインバーター高周波NV、HEVモーター開発、HEV/PHEV/BEVパワーユニットの開発やパワーユニットコネクテッド、熱マネの戦略業務を幅広く経験。2022年からはエネルギーサービス開発の課長として組織マネジメントを行いながら技術者としてもV2GやBESSなど新たな開発の中心人物を担う。
岡市 敦雄
パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社
ソリューション開発本部
システムソリューション開発センター
データ分析活用部
部長
2001年、大学での建築工学の学びをベースに、パナソニック(当時松下電器産業株式会社)に入社。
本社R&D組織に在籍し2013年まで研究者として空調や給湯に用いるヒートポンプ技術の研究開発を担当。
その後、責任者として水素利活用にかかわる電気化学系の研究開発を担当し、エネルギー・電力分野の知見を蓄積し、2018年より、現組織にて電材事業におけるデータ分析・利活用の研究開発を担当。

参加対象

機械学習エンジニア、AIエンジニア、データサイエンティスト/アナリスト、クラウドエンジニア、組み込みソフトウェア開発の経験を有するエンジニア ほか

参加にあたっての注意事項

  • 本イベントは、参加形式について現地参加かオンラインかをお選びいただけます。
  • 現地参加を希望される場合は、席数に限りがあるため抽選制となりますことを予めご了承ください。
  • 現地参加を希望された方の抽選結果は、2025/01/16以降にメールおよびイベント詳細ページで通知されます。メール配信設定をオンにしてお待ちください。
  • オンライン参加の場合は、配信映像や音声は各自の通信環境に依存します。できるだけ通信環境の良い状態で視聴ください。
  • 参加を辞退する場合は、詳細ページより申込のキャンセルをお願い致します。
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